一家に一台備えたい脚立の選び方

高さの決め方や素材の違いなど、脚立を選ぶ上でのポイントとなる項目を紹介します。
脚立を使う

踏み台と脚立どちらがよい?

踏み台と脚立は、形が似たものが売っていますが、踏み台のページにも記載したとおり「天板(一番上の板)に乗れるもの」が踏み台で、そうでないものが「脚立」です。

サイズは、脚立のほうが大きなものが用意されているため、例えば庭の剪定や雨どいの掃除など、野外の高所でも使うことを想定しているなら、脚立を選んでください。また、屋内でも吹き抜けの照明交換など脚立で無いと届かないような高所の場合は脚立が必要です。

一方で、もう少し低い作業、「少し高いところのものを取る、とりあえず何にでも使えるものが一台欲しい」という場合には踏み台で十分です。踏み台のほうが、手すりがついているものや、天板の幅が広いといったこともあり、安全に作業をしやすいです。屋内の作業などで、高さがそれほど必要ない場合は、踏み台を購入することを検討しましょう。

脚立を選ぶ際に確認したいこと

脚立を購入する際に、チェックしたいポイントを紹介します。

軽ければ軽いほどいいが、どの製品も大きく変わらない

脚立は持ち運びするので、軽ければ軽いほど良いですが、最近の脚立は、どのメーカーのものも軽量化が進んでいる上に、素材が同じ(アルミかグラスファイバー)なので、どの製品も大きな違いはありません。よって、脚立の重量は確認程度にしておき、機能面で使いやすいものを選ぶことにしましょう。

機能面:たたみやすさや、ネジ置きトレイなど使いやすさで選ぶ

ねじトレイがあるというようなことは、ほんの少しの違いにすぎないのですが、こういった工夫で脚立の使い勝手は大変向上します。

何台も持つ場合は同じメーカーでそろえる

サイズの違う脚立を何台か買う場合は、同じメーカーでそろえるようにしましょう。使い勝手が同じですし、重ねて保管する際に収まりが良いです。

メーカーは?

梯子、脚立のメーカーといえば。長谷川工業(ハセガワ)、ALCINCO(アルインコ)、ピカコーポレーション(ピカ)の3社が業務用の梯子も販売しているメーカーとして有名です。

専用脚立・はしご兼用脚立の違い

開くとハシゴになるのが兼用脚立

脚立を開いて伸ばすとハシゴとして使えるものがあり「兼用脚立」と呼ばれています。それに対して、脚立としての用途しかないものを専用脚立といいます。たまに雨どいの掃除をするとか、屋根に上るといった用途も考えている方は、伸ばすとハシゴになるタイプを検討すると良いでしょう。

専用脚立のほうが軽量で簡単

「とりあえず、いつか使うかもしれないので兼用タイプがよいかも」という程度なら脚立専用を買うべきです。はしご・脚立兼用タイプを買っても、実際には、はしごとしての出番はほとんどないことが多いからです。兼用タイプより、脚立専用タイプの方が設置は簡単で、軽量です。重いと使うのが面倒です。ハシゴになるタイプは、留め具が多かったりします。

脚立・はしごの素材

アルミ製とグラスファイバー製(FRP)がある。電気工事が用途ならグラスファイバー

脚立・はしごには、アルミ製とグラスファイバー製が販売されてます。グラスファイバー製の利点は2つあります。まず、しなりにくいです。また最大の利点としてグラスファイバー製は電気を通さない(絶縁性が高い)ので工事のときに安全に作業をすることが出来ます。この利点を重視するならグラスファイバーを選びましょう。

値段と軽さではアルミ製に軍配

グラスファイバーには利点があるものの、値段が高い、重たいという悪い点もあります。絶縁性を重視せず、家庭用として気軽に使いたい人はアルミ製がいいでしょう。

アルマイト加工のいいところ

アルマイト加工

アルミ製の脚立にも種類があって、アルマイト加工されたものがあります。アルマイト加工されたアルミニウムは、コーティングされるので、摩擦に強く傷がつきにくい、光沢性があって美しいといった特徴があります。アルマイトの脚立は、ハセガワ、ピカコーポレーションなどの脚立メーカーから販売されていて、無加工のものより少し高いです。

脚立の高さを選ぶ(作業高よりマイナス130cmが基本)

脚立は「大は小を兼ねない」。高すぎると使いにくくて困る

「大は小を兼ねる」とはいうものの、脚立の場合はこれが当てはまらない場合が多いです。高すぎると体が天井につっかえたり、何とか入っても、使う人が昇り切れなかったりします。必要なサイズより高いものを買うと、不便でしょうがありません。ちょうどよい高さの脚立を選びましょう。

「作業高さより130cm低いもの」がちょうどの高さ。天井が240cmなら110cm程度のものを探します。

一般家庭で備えておくと便利な脚立の長さとはどんなものでしょうか。電球の交換に使う場合で考えてみます。まず、一般家庭の天井の高さは2m20cm~2m40cmぐらいです。170cmぐらいの身長の人だと、70cmぐらいの高さのところに足を乗せれば、ちょうど電球に手が届きます。脚立は天板に乗って使うものではないので、天板よりひとつ下の踏み台を跨いで使います。(2m以上の脚立なら上から3段目に乗る。)よって、100cmから120cmぐらいの高さの脚立を用意しておけば、一般家庭用の脚立としては用は足りるといえるでしょう。

1尺は30cm

尺表示でサイズ表示されている三脚や脚立もあります。1尺は30cmで、たとえば4尺だと高さ120cmです。

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