脚立を安全に使うために

脚立を使っての事故や怪我は頻繁にあります。脚立から落ちて怪我をしてしまうと、仕事に差しさわりが出るなど、日常生活への影響が大きいです。高齢者ならずとも、働き盛りの人が不慮の事故で亡くなったり、半身不随になったりと、取り返しが付かないことになることがあります。このページでは、こうした怪我を防ぐためにできることをご紹介します。

本当に使う必要がある?

本当に脚立を使って作業する必要があるかどうかを検討してください。
脚立を使わなければ怪我をすることはありません。そして、工夫すれば脚立を使わなくてもできる作業は多くあります。このホームページは、脚立がテーマですが、安全を考えると脚立を使わないのが一番ということも明確に書いておきたいと思います。人生にはチャレンジした方がいいことも多いですが、こんなことで冒険する必要はありません(笑)

脚立を使わずに作業する:

  • 高いところには物を置かないよう心がける
  • 枝の剪定には、高枝切りバサミを使う
  • 窓拭きや電球掃除は長い柄の付いたロングモップを使う
  • クリスマスツリーは、横に倒して飾り付けする。
  • 屋根掃除などの高所作業は専門の業者にお願いする。

脚立を安全に使う

天板を跨いで作業してはいけません脚立を安全に使うために、説明書をしっかり読んで使ってください。家電製品など、説明書を読まずにまずは使ってみるタイプの人も、脚立の場合は事故につながるので、まずは説明書を読んで使い方を確認してください。一般的な注意事項を以下に説明します。

  • 留め金具は必ず、すべてしっかりロックされていることを確認する。
  • 天板の上に乗らない。上から2段目の踏み台を使う
    (長さが2m以上の脚立は3段目に乗る)

  • 天板を跨ぐような乗り方をしない
  • はしごの裏面を利用しない(右のイラストのような使い方はダメ)
  • 天板の上に座るのも、本来の使い方ではないのでダメです。
  • 開いてはしごの状態にする場合は、かならず補助者に支えてもらう。

へそルール
自分のへそ(=自分の重心)が、脚立やはしごの支柱からはみ出ると転落しやすくなるので、常にへその位置に気をつけます。へそルールといって覚えておいてください。

脚立から落ちたら

整形外科に行きましょう。骨折や捻挫(ねんざ)を見てくれます。

事業者の場合

事業者の場合(会社で使う場合)、労働安全衛生規則第518条で高所作業に関する規則が定められています

「高さが二メートル以上の箇所(作業床の端、開口部等を除く)で作業を行なう場合において
墜落により労働者に危険を及ぼすおそれのあるときは、
足場を組み立てる等の方法により作業床を設けなければならない」

はしご・脚立の安全・事故防止に関する資料リンク集

脚立、はしごの事故や安全に関する資料集です。ぜひご一読ください。